お金は腐らない
お金は腐りません。
自然物ではありませんので。
この腐らないものは、所有にぴったりです。
いくら持っていても腐らないからです。
もし、お金に賞味期限があれば
速やかに使ってしまうでしょう。
腐る前に食べないといけない。
使ってしまわないと損です。
そうであれば、お金はぐるぐる回ります。
腐らないお金は
一部の人に貯めこまれると、多くの人にお金がまわりません。
そうしますと、お金が必要な人や無い人は
少ない流通のお金の範囲で
安い賃金でも働くようになり
生活のために必死になります。
そして、お金を持っている人の言うことをきくようになり
ここに雇用者と被雇用者の関係が出来上がります。
いいかえれば、支配と被支配です。
支配者は権力者でもあります。
政治家は金持ちが多いです。
ここに、お金持ち=支配者=権力者の三段論法が出現します。
つまり、お金とは権力者、パワー、力となります。
どこが交換の手段なんでしょう。